バターミルクペイント塗り方 その1
バターミルクペイントの塗り方のお問い合わせの電話が最近よくあります。
その中で『下地を塗らなくても大丈夫ですか?』という質問がよくありますので、
今日はちょっとばかりそのお話です。
メーカーからの塗り方は→
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特に下地のことについては触れていませんが、
同メーカーのold village 社製で『プライマーグレー』というものがあります。
これは、ペイントする前に塗ると吸着がよくなる下地用のペイントです。
下地に使うとバターミルクペイントを何度も重ね塗りせずに綺麗に仕上がります。
でも、使わなくても十分綺麗に仕上げることもできます。
ホワイトを塗る分ではほとんどわかりませんが、良く見ると違いがわかるんです。
今回はわかりやすいように『3-5 fancy Chair Green』を使って実験してみました。
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半分から 左はバターペイント一度塗り / 右はプライマーグレーを塗った後バターを一度塗り
一度塗りなのでムラがありますが、そんなに違いはわからないと思います。
では、光を当ててみましょう。
ねっ違うでしょ!
左のバターペイント一度塗りの方は木目がわかりますが、
右のプライマーグレーを塗った後バターを一度塗りの方は、すっかり木目がなくなっています。
画像は杉ですが、色味も下地を塗ったほうが軽~く明るいのに対し、
塗らないほうは木にペイントが染込んで深い色合いになります。
パインなど硬い木ではそんなに色合いは変わりませんが、多少の差はあります。
これが下地を塗るか塗らないかの違いです。
好みだと思いますが、バターミルクペイントを好んでお使いになる方は
下地を塗らないほうが好きなんじゃないかなーって
勝手に思っている(*^_^*)私です。
ご参考までに
木工工作キット、木製インテリア雑貨のお店 HARU
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