塗り方のコツ

kaorin*

2010年05月17日 12:10

前回の在庫補充の時にキットと同時に
バターミルクペイントとワトコオイルをセットでお買い上げ頂いた方々から
HPの写真のように塗りたいんですがどうすればいいですか?とメールをいただきましたので、
参考にいただければと思い「木工工作キット、木製インテリア雑貨のお店 HARU.」の塗り方を紹介したいと思います。

あくまでもharuの塗り方ですので、これが一番良いとは限りませんし、好みもありますので、
あくまでも参考として見てくださいね♪

今回は バターミルクペイント2-4 1301 white / ワトコオイル のツートンでペイントしている踏み台キットを例にします。

ペイントは組立て前にします。
理由はムラが出来にくく、裏や細かい部分が塗りやすいからですが、
アンティークなどわざとムラにする場合は後塗りすることもあります。

始めに天板にワトコ「ダークウォルナット」を塗ります。
刷毛を使う場合はオイル用を使いますが、私はボロ布を使って塗りこみます。

お好みで、量は加減してください。木材によっては、オイルが入り込みにくいので、
乾燥させては塗り、を繰り返します。

お好みの濃さまで塗ったら完全に乾くまで2~3日置き、水拭き、乾拭きします。
最初は色落ちしますが、完全に乾くと色落ちもなく手触りも変わってきます


その間にバターミルクペイントで他の部分を塗ります。

成分が分離していますので、蓋を開ける前によーく振ります。

水性ですので、蓋はいつもしっかり閉めて、出来るだけ、開け閉めしないように
適量を牛乳パックで作ったお皿などに適量取ってから作業を進めます。

特に1リットル缶は錆びるし、日にちが経つと濃度が濃くなるので注意してください。
濃くなった場合は、水で薄めて使ってください。(薄めた場合は数分置くと良く混ざります)

始めはあまり薄めずにしっかりと塗っていきます。
木材のヤニなどが噴いてくる場合がありますので、乾燥させてから、
具合によって2.3度重ね塗りをしてください。
丁寧に一定方向に力を入れずに塗ります。

一番してはいけないことは、乾かないまま何度も重ね塗りをしようとすることです。
ペイントがムラになったりヨレたりしますので絶対にしないようにしてくださいね(*^_^*)

塗るとハケの後が残るので、120番程度のサンドペーパーで軽く磨いてあげます。
するとなんとも言えない気持ちの良い手触りになります。
ちょっと面倒ですが、

塗り → 乾燥 → サンドペーパー → 塗り → 乾燥 → サンドペーパー→ 

後塗りの時は少し水で薄めてハケ跡が残りにくい濃度で塗り上げます
すると、とっても綺麗な仕上がりになります。

アンティーク(ワトコを下地に塗る)の場合はサンドペーパーをかけずに
わざとハケ跡を残したりザラザラの手触りも良いですね♪

目の粗いサンドペーパーで角をこすって古びた感じを出します。
所によってはカッターで削ったりお好みでアンティーク調に仕上げます。

あまり力を入れすぎると木肌が完全に出てしまいますので注意して加減します。

完全に部品が乾いたら出来るだけ汚さないように組立てます。

こんな感じですが、ちょっとは参考になったでょうか?

後日が画像もUPして分かりやすくしたいと思います。



木工工作キット、木製インテリア雑貨のお店 HARU

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